最近、久しぶりにH&Mに行って驚いた。
買い物客の大半が、中国や東南アジア、欧米から来たであろう人たちだった。
訪日観光客が過去最高を記録していることもあるのだろうが、5年前とは明らかに店内の風景が異なっていた。
ここは香港かシンガポール?あるいはニューヨーク?と見違うほどである。スタッフも多国籍だ。あのエレベーターのドアは、どこでもドアだったのか…。
おそらく、ここに来ている人たちは本国でも同じようにH&Mで買い物しているのだろう。時間と距離を乗り越え、ここは世界の都市とそのまま直結している。
ここがどこだろうが、もはや問題ではないだ。
必然性を消し去った空間は増え続ける。